『桂文三満腹全席』

『桂文三満腹全席』

 
桂文三満腹全席 〜vol.1〜』に行く。
 
文三襲名に伴い、会の名前も『つくしんぼ落語会』から『桂文三満腹全席』に。
今回が第一回目。
早くからお客さんが並び出足から快調。
からくり劇場まで丸椅子を置くことに。
 
たまさん、まん我さん、雀五郎さん、南青さんらもお手伝いに来ておられた。
 
まずは三幸さん。
演目は「How To プレイボーイ」。
お客さんの年齢層がやや高めなためか、流行言葉への反応は薄め。
 
文三さんの一席目は「ろくろ首」。
婿入り先のお嬢さんの"キズ"を甚兵衛さんに説明され、後悔するんやないか、でも伸びまんねんで、の台詞に伴う仕草が大げさで楽しい。
他の場面でも動きが大きいリアクションを見せる主人公の男。
 
阿か枝さんは「竹の水仙」。
お客の正体を悟ってからの、宿屋の主人の態度の豹変ぶりが可笑しい。
 
文三さんの二席目は「悋気の独楽」。
繁昌亭昼席での一週間の襲名披露興行で、かけてみたかったネタだそう。
他の噺家さんの演目との兼ね合いで、出来なかったので、今回かけたとの事。