『笑福亭三喬一門勉強会』

本日の繁昌亭

 
笑福亭三喬一門勉強会』に行く。
 
本日は自由席。
開場時間の一時間前頃から、入場整理券を配布していた。
整理券を貰ってから、天神橋筋商店街を久しぶりにうろうろ。
立川マイトのシャッターが閉まっていた。
花丸さんの「ナイモンガイ(天神橋筋商店街篇)」でも登場する、猟銃を扱っているお店。
シャッターには、不動産屋さんの張り紙も。閉店したのだろうか?
 
当日券も結構売れたようだ。
当初、二階席は閉めていたのだけれど、一階席が一杯になり、二階席も開放された。
 
まずは喬介さん。
「落語を始めます」と言うだけで笑いが起きる。
キャラクターのおかげだろうか。
 
喬若さんの一席目は「延陽伯」。
ご自身の、結婚の際のエピソードをまくらで。
 
三喬さんは新作落語
明日の『上方落語勉強会』の「〜お題の名づけ親はあなたです〜その70」にて発表されるネタをここで。
その時にタイトルがつけられるので、今日のところはまだ題名は無いお噺。
散髪屋さんを題材とした噺。
三喬さんは角刈りにされている。
師匠の松喬さんから、お前は角刈りが向いていると言われ、入門してからずっと角刈りで通しているそう。
落語家をめざしていた三喬さん。
ご両親には大学を出てから就職するとしていたのだそう。
大学の就職課にも届けを出し、リクルートを装っていた。
そのための就職用の写真も撮っていた。
当時の決まりで、判で押したような七三分けにすることに。
そんな七三分けで撮影した当時の写真も(拡大した画像にて)舞台で披露。
新作落語は、現代を舞台にしているが、出てくる名前がジュリーやら松坂慶子やら、昭和のかおりで満ちている。
 
仲入りの後、喬若さんの二席目。
演目は「くっしゃみ講釈」。
主人公の男がパン屋のおもやんに振られるのは同じだが、そのパン屋のおもやんが後藤一山とつきことになるという展開。
くしゃみをこらえにこらえて、顔がくしゃくしゃになる後藤一山。
くしゃみをして、かんだ鼻紙をのぞく後藤一山。
細かい演出も。