『上新庄えきまえ寄席』

『上新庄えきまえ寄席』

 
『第298回 上新庄えきまえ寄席 〜HATTENらくごワールド2009〜』に行く。
 
上新庄へ。
 
最初はさろめさん。
演目は「ぞろぞろ」。
二ヶ月前の梅團治さんの回でも「ぞろぞろ」をかけたのだそう。
そのときの『上新庄えきまえ寄席』に来られた方には上達ぶりを見て欲しいといううことだそうだが。
 
八天さんの一席目。
先に発表された分では演目は「牛ほめ」となっていたのだが、変更。
まくらにて「牛ほめ」のあらすじを説明。
変更されたのは「君よモーツァルトを聴け」に。
 
あさ吉さんは「かぜうどん」。
冬のネタを選んだのは何故だろう。
 
八天さんの二席目は「御神酒徳利」。
主人公の左官屋の熊さんが、逃げ出す場面。
草鞋を用意する際に、「ぞろぞろ」を引いたくすぐり。
 
三席目は「がんじょ長屋」。
新作落語
舶来の薬を用いた長屋の住人が融合してしまうという噺。
諸星大二郎の『生物都市』を思い出す。
噺の展開で、羽織を脱いだり被ったり、帯をほどいたりと、だんだんと着物を脱いでいく。
終いには、舞台の緋毛氈まで活用。
 

  • 桂さろめ         「ぞろぞろ」
  • 月亭八天        「君よモーツァルトを聴け」
  • 桂あさ吉         「かぜうどん」
  • 月亭八天        「御神酒徳利」
  • 月亭八天        「がんじょ長屋」