『青春時代』

『青春時代』

 
『第1回 青春時代 〜ネタに迷っているばかり〜』に行く。
 
春蝶さんの襲名を機に、『はるなんせい』から『青春時代』に会の名前を改めての第一回目。
 
会の最後にトークのコーナーがあり、そのお題となる質問を会の始まる前に募集。
質問を書いた人には、もれなく手ぬぐいがプレゼントされた。
そいつは豪儀だの。
 
まずは南青さんの新作、「桂春蝶物語」。
春蝶さんのお父さんの、先代の春蝶さんと奥さんの出会いの場面から始まる。
 
春蝶さんの一席目。
新作「ピカソ」は、先代の春蝶さんが骨子を作ったという。
現・春蝶さんは、かなり前に一度だけ演じたのだそう。
ひょっとすると、もう二度と高座にかけないかも、と春蝶談。
短い噺なのでもう一席続けて。
演目は「野ざらし」。
昇蝶さんに教わったというネタ。
 
仲入りの後、南青さん。
演目は「安倍晴明伝」。
講談の中に、春蝶さんが車上荒らしにあった事件を織り込む。
当時の記事には「春蝶ら」となっていて、一緒に被害にあった南青さんや由瓶さんの取り上げられかたが気に入らなかったようで。
 
春蝶さんの番。
演目は「持参金」。
初めて人に教えたネタ。
その教えた相手が南青さん。
『はるなんせい』で、落語家の春菜さんが講談をし、講談師の南青さんが落語をやるという企画での事。
 
最後にトーク
春蝶さんのお母さんの逸話は大変可笑しい。