『桂かい枝ほんまの独演会 2DAYS』

本日の繁昌亭

 
桂かい枝ほんまの独演会 2DAYS 初日』に行く。
 
繁昌亭へ。
この会のチケットを買ったのは、昨日の『歌之助独演会』の開場前の時間であった。
前日なので、好みの席は手に入らないだろうなと思いつつ窓口へ。
無事、「き」の列を購入できたのだけれども、それはそれで心配の種となる。
あまり売れていないのだろうかと。
当日、それは杞憂であったと分かった。
二階席までお客さんが入っていたので。
かい枝さんは、ラストスパートに強いタイプなのだろうか。
 
開演の数分前、会場内に『スーダラ節』が流れてた。
そして、かい枝さんの声が聞こえてきた。
曲が替わり、ドヴォルザークの『新世界より』に乗せて、かい枝さんがアメリカン・ジョークを朗読。
開場の雰囲気を和ます目的だ。
音楽がなんともせつね絵。
再び、楽曲は『スーダラ節』に戻る。
かい枝さんによる諸注意のアナウンスメント(冗談交じり)もされた。
 
最初は「時うどん」。
あらたなくすぐりを、そんなん師匠に教えてもうてないやろ、と自らつっこみをいれつつ。
 
かい枝さんは楽屋へ戻らず、舞台の上で着替え。
繁昌亭の舞台で着替える噺家は珍しいであろうと仰っていたが…。
HEPやワッハでの独演会でなら、春風亭昇太さんが生着替えをするのが恒例であったし、なにより昨日の『歌之助独演会』でも、歌之助さんが楽屋コントで着替えていたのだけれど。
 
次の演目は新作落語
ディ○ニー・ランドの○ッキーさんの中の人が主人公。
素材が素材だけに、下ネタ部分はきつく感じる。
 
二席目の後、かい枝さんは楽屋へ。
代わりに舞台にスクリーンが降りてきた。
銀幕に映し出されたのは、かい枝さんが海外公演で遭遇した、変わった高座の数々。
落語に不案内な現地のスタッフであるゆえの、妙なセッティングの画像が紹介された。
 
三席目は「天狗裁き」。
 
仲入りの後、四席目。
演目は「ねずみ」。
ネタ下ろし。
またもやネズミ。
ねらってのことだろう。