『青當寄席 〜米朝一門落語会〜』

『青當寄席』

 
『第2回 青當寄席 〜米朝一門落語会〜』に行く。
 
生野区民センターへ。
主催は、市会議員さんの後援会。
なので、後援会の偉いさんと議員さんのご挨拶が会の始まる前にあるのは付きものということで。
議員さんのご挨拶で、都んぼさんが来年襲名されるのを、"よねし"と仰っていた。
原稿の字面で覚えたのだろう。
 
最初はさん都さん。
演目は「つる」。
甚兵衛さんの絵の場面、千羽鶴の他にも絵のある演出。
 
紅雀さんは「向う付け」。
主人公の男のアホさの表現がこれでもかと。
表情が常にニコニコで、明るいアホさ。
頼まれた帳場役が字が書けないといけないと分かる場面で、逃亡先に時事ネタを絡めるくすぐり。
主催が政治関係ということで、それに因んだギャグも。
 
宗助さんは「替り目」。
うどん屋の登場する、最期までの一席。
宗助さんの高座中、天井の照明の一部が明るくなったり暗くなったり。
 
仲入り時に、点いたり消えたりする部分の照明は切ったままにする事に。
スタッフの方から、照明の件についてお詫びのアナウンス有り。
 
仲入りの後、都んぼさん。
まくらでは、この会がいかに素晴らしいか熱弁。
照明の不備さえなかったらと、先ほどのアクシデントを誉めて落とすネタに。
演目は「秘伝書」。
 
米團治さんは「親子茶屋」。
説得力のある高座。
 

  • 桂さん都        「つる」
  • 桂紅雀         「向う付け」
  • 桂宗助         「替り目」
  • 桂都んぼ       「秘伝書」
  • 桂米團治       「親子茶屋」