『米二・都丸 二人会』

『米二・都丸 二人会

 
『米二・都丸 二人会』に行く。
 
繁昌亭へ。
 
前座役は吉の丞さん。
演目は「米揚げ笊」。
『ゆるりふたり』では省いた、男だてらに褌落とす件があった。
本日の前座に、米二さんの弟子である二乗さんや、都丸さんの弟子の都んぼさん・さん都さん・とま都さんらから一人選ばれなかったのは、米二さんと都丸さんに期待されているからだと吉の丞さん。
 
米二さんの一席目。
演目は「ふぐ鍋」。
旦さんのお家に呼ばれた大橋さん、温泉めぐりのお土産は茶だんご。
そこは京の噺家、米二さんらしい選択。
吉の丞さんがこの会の前座に選ばれたのは、都丸さんと米二さんが会の企画をしたその横にたまたま居たためだと、まくらで。
 
都丸さんの一席目は「試し酒」。
米朝一門が旅行に行ったときのエピソードをまくらで。
 
仲入りの後、都丸さん。
演目は「へっつい盗人」。
舞台に登場して、一言。
続けての高座だと、着替えるしかできませんな、と。
 
米二さんの二席目は「けんげしゃ茶屋」。
下ネタの出てくるお噺ということで、気体・液体・固体の出てくる三つの小咄を。
気体は新婚夫婦の噺。
液体は雨戸が凍り付いて出られなかった男の噺。
固体は、「明石飛脚」のおにぎりの件を掻い摘んだ噺。
 

  • 桂吉の丞        「米揚げ笊」
  • 桂米二         「ふぐ鍋」
  • 桂都丸         「試し酒」
  • 桂都丸         「へっつい盗人」
  • 桂米二         「けんげしゃ茶屋」