『get's待っツ動楽亭』

『get’s待っツ動楽亭』

 
『get's待っツ動楽亭』に行く。
 
動楽亭へ。
この会は、いつも、早くから行列が出来る。
 
これから始まるというところで、会場の照明が消えるアクシデント。
楽屋の方から「何してんねん」と吉弥さんの声が漏れ聞こえてきた。
ひろばさんが、照明のスイッチ操作を間違えたようだ。
 
紅雀さんがまず登場。
置いてあった見台と膝隠しを片付ける紅雀さんであった。
世話焼きの人の所へ、男が尋ねてくるところから。
「笊を売りに行くんですか」「今日は違う」などと、他の噺のネタをいじりつつ「道具屋」に。
お客が来ては失敗し、隣の露天商にアドバイスを受け、そのアドバイスの解釈でまた失敗する展開。
 
お次は吉の丞さん。
演目は「強情」。
強情な人物三名、いや四人の様が楽しい。
 
ひろばさんは「竹の水仙」。
水仙細工の値段が一部あやふやだったのが残念。
 
仲入りの時間。
五人さんが登場。
仲入りでもあるが、トークも。
ひろばさんの失敗話がいくつか。
 
仲入りの後、吉弥さん。
演目は「尻餅」。
動きの表現が楽しい。
 
佐ん吉さんは「一文笛」。
なかなかしっかりしている。
登場人物の重厚さが加わっていけばもっとよくなるだろう。
 
次回の『get's待っツ動楽亭』は一月の末に開催。
吉弥さんと佐ん吉さんはお休みだそう。
 

  • 桂紅雀                    「道具屋」
  • 桂吉の丞                   「強情」
  • 桂ひろば                   「竹の水仙
  • 吉弥 紅雀 ひろば 佐ん吉 吉の丞   仲入りトーク
  • 桂吉弥                    「尻餅」
  • 桂佐ん吉                   「一文笛」