『ミナミ花舞台』
『第23回 ミナミ花舞台 特別企画〜ミナミ・三人男 その参〜』に行く。
心斎橋へ。
『ミナミ・三人男』も定着してきたろうか。
幕が開くと、三人さんがそろって舞台に。
トークのコーナー。
時節柄、冬季オリンピックの話題など。
この場で順番決め。
これまでの『ミナミ・三人男』では、歌之助さんがトリをとっていないので、必然的に歌之助さんがトリに。
まん我さんと吉弥さんがジャンケンをして出演の順を決めた。
落語の部、最初は雀太さん。
演目は「代書」。
主人公の職業がポンの型。
ところどころ端折って短めに。
まん我さんは「野ざらし」。
まくらは趣味の話。
吉弥さんは「住吉駕籠」。
冷やかしの客は少な目。
歌之助さんは「寝床」。
手代の久七が浄瑠璃の断りを並び立てる場面。
久七だけが旦那の浄瑠璃を聞かなければならなくなり、開き直り、その直後に泣き出す久七。
感情の起伏の変わりようが絶品。
一人自分の世界で浄瑠璃をうなる旦那の様子が可笑しい。
甘党の客が饅頭を食べる仕草に、客席から誉める声が。
その声がかかったことも噺に織り込む歌之助さんであった。
最後に、吉弥さんとまん我さんも舞台に。
締めのトーク。