『ちょうばを咲かそう 桂ちょうば落語会』

本日の繁昌亭

 
『ちょうばを咲かそう 桂ちょうば落語会 〜平成21年度咲くやこの花賞受賞記念〜』に行く。
 
天満天神繁昌亭へ。
盛況。
補助席の他に、立ち見も。
 
本日の会は、ちょうばさんが「咲くやこの花賞」を受賞した記念の落語会。
他の出演者も、過去に受賞した面々。
一階席の後方には、二台のカメラが鎮座。
スカイAで放送されるようだ。
 
最初にちょうばさんが登場。
右手には、咲くやこの花賞のトロフィーが掲げられている。
なにか誇らしげである。
ちょうばさんは、右膝の前辺りにトリフィーを置いて語り始めた。
賞を受賞したときのエピソードや、この会が開かれることになった経緯など。
ちょうばさんに受賞が決まったのを伝えたのも米朝事務所の滝川さん。
記念の落語会を開こうと提案したのも滝川マネージャーであったという。
なんでも、最初は動楽亭でするつもりだったのを、書類には間違って繁昌亭と書いてしまっていたまま話が通って、今日のこの会に至ったとか。
 
ちょうばさんの一席目は「狸さい」。
トリのネタが「まめだ」なので、狸つながりということで。
 
まん我さんは「子ほめ」。
受賞経験者としてのお話をまくらに。
 
吉弥さんが登場。
開口一番、寝違えましたとぶちまける。
上下をふるのも一苦労。首だけ動かすのが困難なので肩ごといっしょに右へ左へ。
演目は「厄払い」。
 
中入りの後、歌之助さん。
美容室が苦手、世間での落語家という職業への認知度、というまくらから「道具屋」の導入部に入った。
ということは、「道具屋」では無いという事。
演目は「はなしか入門」。
途中、噺の展開にとまどいつつも会場は楽しい噺に引き込まれていく。
 
ちょうばさんの二席目。
演目は「まめだ」。
聞きやすい。
 

  • 桂ちょうば         「狸さい」
  • 桂まん我          「子ほめ」
  • 桂吉弥           「厄払い」
  • 桂歌之助          「はなしか入門」
  • 桂ちょうば         「まめだ」