『長寿の会』
『第2回 長寿の会』に行く。
繁昌亭へ。
歌之助さんの会。
最初は染吉さん。
演目は「つる」。
登場人物が鉋をかける場面で、鉋がけの効果音有り。
歌之助さんの一席目。
『長寿の会』のネーミングについてのお話。
この落語会はネタ下ろしをする会。
初物で七十五日寿命が延びるというので、初物の噺でお客さんに寿命を延ばして貰おうという趣旨。
…なのだが、第1回目にそう説明したものの、なんだか上手く伝わらなかったそうだ。
落語の「ちりとてちん」に出てくる言い回しなのだけれど、その時のお客さんにはピンと来なかったようだ。
演目は「野崎詣り」。
ゲストの生喬さん。
この会には、どんな噺をかけるか事前に発表していなかったのだけれど、一部の情報誌には「笠碁」をするとの記載があった。
生喬さんは、「笠碁」を目当てに来られた方がいらっしゃるか、高座の上からお客さんに尋ねた。
実際にそういう方がいらっしゃったので、「笠碁」をする事に。
もし居なかったら、「竹の水仙」をされるつもりだったの事。
雨の日に「笠碁」を聴くのも趣があって一層良い。
まくらでは、昨日の『お笑いまん我道場〜大阪編〜』に関する話題も。
歌之助さんの二席目は「たいこ腹」。
まくらでは、米團治さんのお話。
一緒に新幹線で移動したときのエピソード。
歌之助さんの三席目。
演目は「桜の宮」。
素人芝居の場面が楽しい。