『あれから、これから 〜三弥・歌之助・由瓶三人会〜』
『あれから、これから 〜三弥・歌之助・由瓶三人会〜』に行く。
繁昌亭へ。
同期の、三弥さん・歌之助さん・由瓶さんの会。
お客さんはそれほど多くない。
幕が開き、舞台には、下手から由瓶さん・三弥さん・歌之助さんの順に並ぶ。
パンフレットに記載された、お三方のプロフィールを元にトーク。
三弥さんのプロフィールには、「1978年5月 初めて野球観戦をする。帰りに南海の選手のバスと出会い手を振ってもらい、これに感激して阪神ファンになる。」とあった。
その記述に対して、この落語会に来て初めて落語にふれたお客さんが吉弥さんのファンになってしまうようなものだ、と歌之助さんが例える。
これは、野球に興味を持つ切っ掛けとなったのは南海の選手なのだけれど、テレビで観る機会があるのは阪神の試合であったからというもの。
この場で、出番を決める。
クジを引き、三弥さんがトリを引き当てる。
本日の前座役はさん都さん。
演目は「二人癖」。
かなり受けていた。
オチの場面。
"一杯呑める"のところで太鼓がドンドンと鳴り始める。
下げ囃子に重なりながら、その後の締めの台詞が続いて、さん都さんは高座を降りた。
由瓶さんは「足袋と帯」。
由瓶さんの新作落語。
登場人物の名前に変更あり。
お次は、歌之助さん。
先のさん都さんの高座で、タイミングを間違えて太鼓を叩いたのは自分だと謝る。
演目は「茶の湯」。
まくらでは、茶会に参加したエピソードから。
仲入りを挟んで三弥さん。
大きく受けていたので、さん都さんはもう前座に呼ばないとのギャグ。
演目は「紙入れ」。
会場に子供さんがいらっしゃるのでこのネタはどうかと思ったのだけれど、あえて、と三弥さん。
子供達にも受けていた。