『雀三郎つるっぱし亭』

『第83回 雀三郎つるっぱし亭』

 
『第83回 雀三郎つるっぱし亭』に行く。
 
鶴橋の雀のおやどへ。

本日のお客さんの集まり方は、普段よりゆっくり目のよう。
開演直前に続々お越しになったため、会場の後方が混んでいた。
 
最初はさん都さん。
演目は「軽業講釈」。
最近、力を入れているネタだそう。
 
雀三郎さんの一席目。
演目は「遊山船」。
夏が好きだという雀三郎さん。
暑い時期が近づいたので選んだ噺だが、生憎の雨模様。
喜六と清八の、"仮に"の件のくど目の応酬が可笑しい。
 
米二さんは「軒づけ」。
鰻のお茶漬けにこだわる男や、紙屑屋のてんさん、特徴有る登場人物が楽しい。
 
雀三郎さんの二席目は「三十石」。
三十石の舟歌の他に、藁打ち歌や糸繰り歌も出てくる所も見物。
 

  • 桂さん都          「軽業講釈」
  • 桂雀三郎         「遊山船」
  • 桂米二           「軒づけ」
  • 桂雀三郎         「三十石」