『笑福亭松喬一門会』
『笑福亭松喬一門会』に行く。
二日連続で開催される松喬一門の落語会。
本日はその一日目。
生寿さんは「四人癖」。
仕立て屋が可愛らしい。
弟子も居る人物にもかかわらず。
喬若さんは「阿弥陀池」。
動物の名前が羅列される場面で、肝心のところがすかされる演出が楽しい。
喬楽さんは「京の茶漬け」。
予め「お茶漬け」云々を仕込まず、噺の途中で説明する。
遊喬さんは「高津の富」。
まくらではクジの数字について。
遊喬さんがナンバーズを買う度に"1365"を選ぶというお話。
師匠の松喬さんが、自動車のナンバープレートを"ねの1365"にしていたというエピソードも。
まくらの効果で、ただ、富くじの数字"子の千三百六十五"が台詞に出るだけで一笑い。
仲入りの後、三喬さん。
演目は「一文笛」。
西洋と東洋の掏摸の違いをまくらで。
松喬さんは「へっつい幽霊」。
松喬さんの師匠である松鶴さんも持っていたネタであるが、松之助さんに教わったという。
松之助さんの型が好きだったからだという。
稽古の最中の逸話を話された。