『八年目 〜平成15年入門組落語会〜』

『八年目 〜平成15年入門組落語会〜』

 
『八年目 〜平成15年入門組落語会〜』に行く。
 
動楽亭へ。
 
前座は生寿さん。
演目は「子ほめ」。
まくらでは、『八年目』のメンバーのお話をいろいろ。
さん都さんや二乗さんには修業時代からお世話になったとか。
石松さんにパチンコを誘われたとか。
松五さんの話題もいくつか。
その中で、繁昌亭の楽屋で生喬さんが松五さんを叱っていたそう。
曰く、出囃子の打ち方が良くない、こういう風に打つのだと。
そのうち、急に生喬さんが破顔して、松五さんに謝った。
ゴメン、生寿と間違えていたと。
生寿さんも松五さんも落語協会の浴衣を着ていて、どちらも眼鏡をかけていたために間違えたのではないか、との事。
最近、髪を固めだした生寿さん。髪型が似ているのか二乗さんに似ていると言われるようになったとか。
入門当時から阿か枝さんに似ていると言われたり、春風亭昇太さんに似ているとも言われるそう。
それぞれの方は、そう似ているわけでないので、皆の中間あたりの顔なのだろうかと生寿さん。
 
お次は二乗さん。
続きまして生寿と松五の中間の二乗です、と開口一番。
楽屋にて生寿さんのまくらを聞いていた松五さんが、えぇ?似てるかぁと言っていたと報告。
演目は「強情灸」。ネタおろし。
 
さん都さんは「青菜」。
都丸一門の襲名披露前日に、繁昌亭のレイトショーにて『さよなら、さん都』という会をされるという。
たまさんと三金さんが企画された落語会。
客席を埋めるのは大変だとさん都さん。一昨日あたりに尋ねたところ、15枚しか売れていないとの回答。
高座の上からちょっと宣伝をするさん都さんであった。
お客さんが零人だった落語会のお話もまくらで。
 
仲入り。
 
突然、私服姿のざこばさんが舞台に。
お昼から聞こし召されているそう。夜のサッカーも楽しみだとか。
落語協会の会長選挙や、相撲界の話を少々。
 
仲入りが終わって、松五さん。
生寿ではありませんと、まず一言。
演目は「兵庫船」。
出身地の件も、○○州○○州だけでなく、××川××川も。
全体的に長尺版にて。
 
トリは石松さん。
まくらは、生寿さんをパチンコに誘った経緯について。
そのパチンコ店は、閉店間際に出ていると、翌日にその続きを打てるとか。
翌日は繁昌亭の出番があったので、生寿さんにその代わりを誘ったのだそう。
演目は「高津の富」。
宿屋の客の、笑い声が印象的。
 

  • 笑福亭生寿        「子ほめ」
  • 桂二乗           「強情灸」
  • 桂さん都          「青菜」
  • 笑福亭松五        「兵庫船」
  • 森乃石松          「高津の富」