『のんきな落語会』

『のんきな落語会2010 〜明石家ぽんた

 
『のんきな落語会2010 〜明石家ぽんた寄席〜』に行く。
 
トリイホールへ。
 
開演前、ロビーにのんきさんが降りてきて煙草を吸っていた
今でも、師匠の前では煙草を吸うのは憚られるのだとか。
 
前座は石松さん。
演目は「高津の富」。
 
のんきさんの一席目は「天神山」。
へんちきの様子の描写は地噺にて。
 
松之助師匠はトーク
昨今の政治状況や「第11回ベストスイマー2010」を受賞されたお話など。
 
仲入りの後、のんきさんの二席目。
演目は「宿屋仇」。
隣の部屋の三人組に閉口するお侍。
相撲騒ぎに宿屋の伊八を呼ぶ口調が、相撲の呼び出し風になってしまう場面が可笑しい。
 
松之助さんは「住吉街道」。
「住吉駕籠」にほぼ同じ。
一般的な型との差異は、駕籠を断るもう一人の酔っぱらいがいる、河内の狭山の治右衛門さんの孫の名前がお町、駕籠屋が酔っぱらいの三度目の台詞を繰り返す箇所が"朝目ぇ覚ますと"から、堂島の相場師が二人乗りし駕籠の底が抜けるが"蜘蛛駕籠"のオチではない。