『さよなら、さん都』
『さよなら、さん都』に行く。
引き続き繁昌亭へ。
都丸一門の襲名・変名を明日に控え、"桂さん都"として最後の落語会。
たまさんと三金さんが発起人。
幕が開くと、下手から、都んぼさん・たまさん・さん都さん・三金さん・こごろうさんの順に並ぶ。
なんとなく三金さんが司会役のよう。
兄弟子の都んぼさんからさん都さんについてコメントやエピソードなどを語る。
その間も、さん都さんは顔を伏せたまま。
こういった口上の主役は、顔を伏せたままで言葉を発することが出来ないのが慣わし。
たまさんからもさん都さんにまつわる逸話が披露される。
書けない内容。
こごろうさんのお話は、とある落語会にて、失敗を繰り返すさん都さんを都んぼさんが叱る様子を見ていたエピソードが中心。
たまさんの高座は新作落語。
六月の『笑福亭たまの脱構築落語会』で披露した短編をかなり改訂した作品。
こごろうさんは「強情灸」。
しゃれた感じのオチ。
大喜利のコーナー。
司会は三金さん。
先ほどの口上では三金さんは司会ではなかったそう。
大喜利の司会を任されたのを、口上での司会と勘違いしていたのだとか。
出演の面々がさん都さんとの逸話を話してから、自己紹介する形で進む。
さん都さんをテーマにして、一から十の出世物語がメインのネタ。
トリは勿論さん都さん。
演目は「悋気の独楽」。