『桂吉弥の新お仕事です。in繁昌亭』

『桂吉弥の新お仕事です。in繁昌亭』

 
桂吉弥の新お仕事です。in繁昌亭』に行く。
 
繁昌亭へ。
 
開演の五分前、吉弥さんが客席に現れた。
入場時にパンフレットやチラシと一緒に配られたアンケート用紙の説明。
なんでも、吉弥さんと紅雀さんが、ほにゃはんグランふリに出場されるのだそう。
その、漫才コンビの名前と、どのようなネタをすればいいのかを、お客さんに伺うというもの。
 
前座は弥太郎さん。
演目は「ふぐ鍋」。
途中つまりかけるも、無事、続ける。
 
紅雀さんは「花色木綿」。
男と家主さんとの、盗まれた品物を羅列する場面が楽しい。
 
吉弥さんは「蛇含草」。
火鉢の餅が頃合いの焼き加減であるのを、"餅が食べ頃であると言っている"と徳さんの台詞。
良い表現。
 
仲入りの後、しん吉さん。
まくらは、鉄道の話題。
青春18きっぷで旅行されたお話。
演目は「雨乞い源兵衛」。
 
続いて漫才。
吉弥さんと紅雀さんが私服姿で舞台へ。
吉弥さんが、ふぇふはんグランふひのエントリーシートを示す。
アンケート用紙を何枚か手に、お客さんから募集したコンビ名を幾つか披露。
なかでも反応がよかったのが、"蕪と牛蒡"。
色白で太めの吉弥さんが蕪で、細身の紅雀さんが牛蒡ということ。
吉弥さんが作った漫才を実際に演じる。
一旦、楽屋に戻り、出囃子で新たに登場。
吉弥さんが落語家で、紅雀さんが弟子志望の男という設定。
漫才の途中で、時間切れを知らせる鳴り物の音が。
予選段階の、一組の持ち時間は2分なので、タイムアップを通知したもの。
もう一作実演。
落研の先輩後輩の二人が、コンパに参加するという設定。
こちらは、オチまで演じるが、時間が3分半かかったと楽屋からのお答え。
実際に挑戦するには、持ち時間に収まるように調整が必要であるとの結論。
コンビ名も含め、相談せねばとの事。
 
これにて終演。
 
お客さんが帰るのを吉弥さんがお見送り。
繁昌亭の前で、恒例のプチ撮影会とサイン会が催された。
 

  • 桂弥太郎         「ふぐ鍋」
  • 桂紅雀          「花色木綿」
  • 桂吉弥          「蛇含草」
  • 桂しん吉         「雨乞い源兵衛」
  • 吉弥 紅雀         漫才