『たけくらべの会』
『第1回 たけくらべの会』に行く。
福島へ。
新しく始まった会。
お客さんは二十名ほど。
前座は智六さん。
演目は「色事根問」。
これからに期待。
二番手は生寿さん。
この会を始めた経緯を説明。
野田のやまがそばで開催されていた、笑福亭の若手噺家さんたちの勉強会であった『おそばと落語の会』も二年くらい前に終了した。
生寿さんら若手が、勉強会を作ろうということで、野田に近い福島にて始める事に。
会のタイトルも、笑福亭の紋である五枚笹に因んだものにしようと試行錯誤の上、笹→竹→たけのこ→たけくらべ、と着想。
チラシの図柄を、生寿さんの師匠である生喬さんに以来。
生喬さんは、会のタイトルロゴも制作してくださったそう。
チラシの図柄は、タケノコの画なのだが、会のメンバーが成長した暁にはその図柄も成長した物に改まる予定だとか。
生寿さんの演目は「三人旅」。
テレビ放送では出来ないネタであると断ってから。
松五さんは「応挙の幽霊」。
『おばけなんてないさ』を出囃子に登場。
噺が幽霊のネタなのに『おばけなんてないさ』はどうであろうかと、松五さん。
仲入りの後は、大爆笑の二人です、とハードルをあげる。
仲入りの後、喬介さん。
松五さんは変な人だと。
一緒にカラオケに行った時、席を外した喬介さん。
その間、松五さんは何を歌っていたのかとみれば、『おばけなんてないさ』を一人で歌っていたとか。
喬介さんの演目は「道具屋」。
笛の客との遣り取りに、さらにもう一展開でオチ。
呂竹さんは「近日息子」。
親子の周りの人たちの反応も楽しい。
- 笑福亭智六 「色事根問」
- 笑福亭生寿 「三人旅」
- 笑福亭松五 「応挙の幽霊」
- 笑福亭喬介 「道具屋」
- 笑福亭呂竹 「近日息子」