ビハインド・ザ・サン』を観る。
 
重い。
 
当事者でないものから見れば奇矯なルールに基づいた、家と家との復讐劇。
まさしくウロボロスのごとく、互いに傷を深めあうのみの諍いである。
出口も道も選択の埒外であるのが悲しい。
ただ土地に固着する故に見えないだけなのだろうが。
 
最後は切ない。希望が示されるも、悲劇を重ねた上での事だから。