2004-12-07 ■ 映画 『ビハインド・ザ・サン』を観る。 重い。 当事者でないものから見れば奇矯なルールに基づいた、家と家との復讐劇。 まさしくウロボロスのごとく、互いに傷を深めあうのみの諍いである。 出口も道も選択の埒外であるのが悲しい。 ただ土地に固着する故に見えないだけなのだろうが。 最後は切ない。希望が示されるも、悲劇を重ねた上での事だから。