『第32回 桂米二不定期落語会』に行く。
 
太融寺での『桂米二不定期落語会』も最後である。
新築された後に、再開されるかもしれないが。
 
太融寺でのこの会も色々な想い出がある。
颱風が来たりもした。
それを契機としたのか、以降、米二さんの会の日に颱風が上陸するというのが何回かあった。
誰言うと無く「嵐を呼ぶ男」・・・、の由来だ。
今回は関東の方にずれたようだ。
米二さんの神通力(?)も薄れたか。
 
米二さんの弟子の二乗さんが初舞台を踏んだのもこの会であったか。
最初はかなり難ありであった。
詰まる度に耳障りな舌打ちが聞こえたし、なにより絶句してしまったし。
それを思うと(思わんでも良いのだが)大分上達されたように感じる。
 
米二さんの「代書」、大抵は半ばで終える事が多いが、今回は終わりまで演じられた。
 
件の颱風の際の会では、十人そこそこの客の少なさであったが、今回は百人を越える入りであった。
 

  • 桂二乗   「牛ほめ」
  • 桂米二   「宿屋町」
  • 桂こごろう 「花筏
  • 桂米二   「代書」