試写会

 
映画『寝ずの番』の試写会に行く。
 
L-magazine主催の試写会。
私は応募したが、抽選からもれた。
が、好運なことに試写会に当選された方にさそっていただき、参じる事が出来た。
誠に有り難い話である。
 
会場には次号のL-magazineの告知ポスターも張ってあった。
落語の特集が組まれているようである。
雑誌の表紙に使われる写真も見ることが出来た。
撮影に使われたのは「雀のおやど」。
日頃お世話になっている会場だ。
我が事のように嬉しい。
 
この試写会は、落語を題材とした映画ということもあって、映画本編の前に落語の実演付きというものであった。
演者は笑福亭たまさん。
 
スクリーンの手前に高座が用意されていた。
テーブルと箱馬とダンボールで組み上げられた物。
普段は何も無い場所であるので、突然現れたような違和感がある。
 
「動物園」の一席の後、まくらと小咄、そして「禁酒関所」と変則的な流れであった。
たまさん、微妙に緊張されていたか?
 
楽しい映画だった。
映画に登場するあのエピソードはあの噺家さんのあれだろうな、とか思いつつ鑑賞。
 
去年から劇場に掲示されていた『寝ずの番』のポスターには、「落語指導・お囃子」に「桂吉朝桂吉弥」とクレジットされていた。
脚本段階の落語などの監修を吉朝さんが担当され、落語の実演の指導を吉弥さんがされているそうだ。
吉弥さんは映画本編にもワンシーン出演されている。
 
あと、この映画テレビで放映出来るのだろうか?