『第六次 雀三郎みなみ亭 第1回 雀三郎十八番』に行く。
『雀三郎十八番』も三日目。
雀喜さんは「兵庫船」。
喜六を始め、登場人物が皆朗らかに感じられる。
鱶も含めて。
雀三郎さんの一席目は「宿替え」。
おやっさんのキャラクターが憎めない。
こごろうさんは「代脈」。
州達の頼りなさが秀逸。
雀三郎さんの二席目は「くっしゃみ講釈」。
仕返しを相談する相手が、主人公と年齢が近い描写。
噺家さんにより、そのあたりの解釈の違いが興味深い。
雀三郎さんの三席目は「らくだ」。
段々と酔いがまわるに伴う、紙屑屋の挙動の変化が見事。