『NHK上方落語の会』

第266回NHK上方落語の会

 
『第266回 NHK上方落語の会』に行く。
 
今回の顔ぶれをみると枝雀一門会のようだ。
 
まん我さんは「涼み台」。
「饅頭こわい」の中の、怖いものを言い合う場面を抜き出した噺。
夏場の雰囲気を表すような台詞が無かったのが残念。
そのため、題名が唐突に浮いているように感じる。
 
こごろうさんは「阿弥陀池」。
デコに小判やなんかが楽しい。
 
雀三郎さんは「親子酒」。
目ぇ、歯ぁ、手ぇ、に続く自虐的なネタの部分が好きだ。
 
雀松さんは「餅屋問答」。
出鱈目な念仏に挟み込まれる、その折々の時事ネタ。
今回は政治の話題であった。
 
南光さんは「はてなの茶碗」。
油屋の人となりが面白い。
 
全体を通じて、NHKで放送される為だろう、一部の表現がマイルドになっている。