『上々の会』

雀のおやど

 
『第1回 上々の会 桂二乗の勉強会』に行く。
 
いよいよ始まった、二乗さんの勉強会。
 
まずは喬介さん。
しきりに今回の演目に関して恐縮していた喬介さん。
目出度い席に泥棒ネタは不向きということなのだろうか。
語り口はやはり、三喬さんっぽい。
 
二乗さんの一席目は「牛ほめ」。
もともと舞台人を目指してNSC(吉本総合芸能学院)に入った高井青年が、どうして噺家となったのか。
まくらで経緯を話された。
そんなことがあったのか。
 
よね吉さんは「七段目」。
二階で騒ぎ出した若旦那と丁稚の様子に歪む旦那の表情と、興奮して葬礼差しに若旦那の手が掛かった際の丁稚の口元。
可笑しい。
 
二乗さんの二席目は「茶の湯」。
聴くところによると、実際にムクの皮の汁を飲んだことがあるという二乗さん。
それだけに、茶を飲んだ際の歪んだ顔付きは真に迫ってるかも。
 

  • 笑福亭喬介     「花色木綿」
  • 桂二乗        「牛ほめ」
  • 桂よね吉       「七段目」
  • 桂二乗        茶の湯