『雀三郎つるっぱし亭』

 
『第49回 雀三郎つるっぱし亭』に行く。
 
今回は若い女性のお客さんが多い感じだ。
 
雀太さんは「遊山船」。
師匠譲りのリフレイン部分を濃いめに演じる。
 
雀三郎さんの一席目は「くやみ」。
のろけ言う方と聞かされる方の対比が面白い。
 
晃瓶さんは「始末の極意」。
雀のおやど初登場に因んで(?)、電車内で遭遇した鶴橋の(人間であろうと思われる)けったいな人々の話をまくらに。
「始末の極意」は、後で出直さず、そのまま極意を教わる型。
 
雀三郎さんの二席目は「饅頭怖い」。
大のおとなが妙なものを怖がる様子が愛らしく感じられる。
雀三郎さんのニンであろう。
 

  • 桂雀太       「遊山船」
  • 桂雀三郎      「くやみ」
  • 笑福亭晃瓶    「始末の極意」
  • 桂雀三郎      「饅頭怖い」