『アゼリア呉服座寄席』

池田市民文化会館

 
『アゼリア呉服座寄席 花形競演!三喬・染二 二人会』に行く。
 
「池田の猪買い」「牛ほめ」「鬼の面」などに登場し、「落語のまち」を標榜する池田での落語会。
 
三喬さんの一席目は「延陽伯」。
風呂やら火事やらの空想の際に、紙に書いてもらった奥さんの名前を、いちいち展げる様子が可笑しい。
 
染二さんの二席目は「青菜」。
暑い最中、血圧も高そうな植木屋さん。
 
三喬さんの二席目は「狸の化け寺」。
噺の途中、ハメモノとして使われる「たぬき」が流れた辺りで閑話休題
「たぬき」は、歌之助さんと小染さんが出囃子にされている。
そこから始まって、同じ曲を出囃子に持っている噺家さんが同じ会に出られた場合の話が一くさり。
なるほどなぁ。
 
染二さんの二席目は「天神山」。
今回は曲書きは無し。
 
今日のお二人のそれぞれの演目、一席目は言葉の教養に因んだもの、二席目は狸と狐の噺で統一したのだろうか。