『笑福亭猿笑落語会』

 
『第7回 笑福亭猿笑落語会』に行く。
 
昨日より多目の客入り。
 
三四郎さんは「二人癖」。
前に聴いたものより工夫が加えられている。
 
呂竹さんは「牛誉め」。
最近安心して聴ける感じだ。
 
染弥さんは「持参金」。
男と番頭さん、二人の会話の行く末がわかっていても、この可笑しさ。
 
岐代松さんは「手水廻し」。
今回は普通の「手水廻し」であった。
 
仲入りの後は坊枝さん。
人物描写の描き分けが良い。
侍がいかにも侍らしい。
 
猿笑さんは「居残り左平次」。
まくらで、どこかで聞いたような選挙公約を。
調子が良いだけでない左平次、深みの一端を感じる。
 
今日はマナーの悪いお客さんが目に付いてしまった。
会の最中、音の出るものを食べたり、携帯電話に出たり。
なんだかなぁ。
 

  • 桂三四郎     「二人癖」
  • 笑福亭呂竹    「牛誉め」
  • 林家染左     「持参金」
  • 笑福亭岐代松  「手水廻し」
  • 桂坊枝       「火焔太鼓」
  • 笑福亭猿笑    「居残り左平次」