『米朝一門獅子十六 〜都んぼ・吉弥プロデュース〜』

獅子十六チラシ

 
米朝一門獅子十六 〜都んぼ・吉弥プロデュース〜 第1部 紅雀.佐ん吉の会』に行く。
 
今日の試みはリクエスト。
アンケート用紙には、「道具屋」「手水廻し」「池田の猪買い」「おごろもち盗人」「餅屋問答」「七度狐」「いらち俥」「禁酒番屋」「向う付け」「初天神」「不動坊」「青菜」「蛇含草」「佐々木裁き」「お公家女房」「稲荷俥」「隣の桜」「高津の富」の十八席の題名が書かれてあった。
お客さんは、この中から二席選ぶ。
希望が多かったものを高座にかけるという趣向。
持ちネタでないものが選ばれると、どちらかの出番が減るという場合もあるかも?
 
最初にお二人が舞台に登場。
アンケートの集計が出るまでの時間つなぎなので簡単に。
 
紅雀さんの一席目は「初天神」。
子供に関する話題でまくらを振って、羽織を脱ぐ。
初天神」なのに羽織を脱いでしまった、とミスしたことを素直に言った紅雀さん。
そのまま噺へ。
イカのぼしを揚げる。
 
佐ん吉さんは「高津の富」。
吉朝さんにつけてもらったという「高津の富」。
しっかりしている。
 
紅雀さんの二席目は「餅屋問答」。
登場人物に共通する、性格の底にあるやたけたな感じが可笑しい。
 
佐ん吉さんの二席目は「池田の猪買い」。
男はその日に池田に出発する、ややコンパクトな型。