『第六次 雀三郎みなみ亭』

打ち上げ会場

 
『第六次 雀三郎みなみ亭 〜雀三郎 長講の巻〜』に行く。
 
早くからお客さんが詰め掛ける。
「地獄八景亡者戯」と「らくだ」を同じ会でかけるという趣向に惹かれてのことだろう。
補助椅子に加え、立ち見がでる程の大入り。
 
まずは雀太さんの「天災」。
短気な男の、顔面中心をボン、の繰り返しが可笑しい。
 
雀三郎さんの一席目は「地獄八景亡者戯」。
一芸披露の場面、自虐的な一発芸の数々。
ビジュアルな笑い。
地獄での落語会、名前の出た噺家さん達が夭折された方ばかりなので、思い返すとしんみりしてしまう。
 
染二さんは「近日息子」。
終盤ちょっとテンポのくずれるアクシデントがあったのが残念。
 
雀三郎さんの二席目は「らくだ」。
らくだの棺桶を担ぎ出したあたりまで。
紙屑屋さんの、次第に酔いが廻っていく描写が良い。