『つくしんぼ落語会』

NGKの出番

 
『第32回 つくしんぼ落語会』に行く。
 
本日も上方亭へ。
昨日、開場を待っている時に、職員の方々がワッハ上方存続を嘆願する署名を募っておられた。
今日も、署名を集めていらっしゃった。
 
まずは南陽さんの講談。
落語にもある「竹の水仙」。
筋立てはほぼ一緒。
南陽さん、声の調子が良くないようだ。
連日のお仕事の後、打ち上げでお酒を飲むのも続いたそうで。
まくらで、つく枝さんがNGKに行ってしまったとの楽屋情報。
 
続いては歌之助さんの登場。
通常はつく枝さんが二番目に出るのだけれど、NGKでも出番があるのでそれと掛け持ちのため、つく枝さんは続けて後に高座を勤める事に。
噺のハメモノもつく枝さんが帰ってこなければ出来ないので、まくらを長めに。
まくらの途中で、アタリ鉦の音が。
無事つく枝さんが戻られたようだ。時刻は、ほぼ7時30分になっていた。
つく枝さんの出番は7時15分に終わる予定だったが、伸びてしまったようだ。
演目は「七段目」。芝居に入り込んでしまった若旦那、葬礼差しに手をかけてしまう。
その若旦那の顔と刀を往復する、定吉の視線の様子と表情が良い。
 
つく枝さんの一席目は「食通夜」。
観ているだけでお腹が一杯になりそう。
食べて食べて食べまくる。
オチは以前聴いたものとは変えてあった。
派手な色の着物の裾には名前が書かれてあった。
その姿で登場しただけで、笑いが起きた。
NGKの出番が、桂きん枝さん司会の大喜利だったそう。
ユニフォーム的な装束だから、そんな仕立てなのか。
 
仲入りの後、二席目。
着物は地味目に。
恒例の招待券プレゼント。
本日のパンフレットに蝶の絵が描き加えられてあった方が当選。
演目は「天神山」。
師匠の得意ネタだけに、高座にかけるのを遠慮していたそう。
 

  • 旭堂南陽      「左甚五郎 竹の水仙
  • 桂歌之助      「七段目」
  • 桂つく枝       「食通夜」
  • 桂つく枝       「天神山」