『五月繁昌亭 吉弥まつり』
『五月繁昌亭 吉弥まつり 一日目』に行く。
席は完売。
当日券は、二回での立ち見のみ若干数販売。
最初は吉の丞さんの「千早ふる」。
やや緊張されているような。
佐ん吉さんは「手水廻し」。
表情がよい。
大坂の宿屋での、期待に膨らむ旦那達の顔付きが楽しい。
吉弥さんの一席目は「親子酒」。
男とうどん屋の遣り取り場面が良い。
仲入りの後、まん我さん。
弟子修行中での、師匠のお嬢さんとのエピソードをまくらに。
演目は「佐々木裁き」。
絵であっても、仙人には敬語の佐々木信濃守。
人柄の描写か?
吉弥さんの二席目は「ふぐ鍋」。
季節外れのネタだが...。
旦那さんの笑い声がなんともいえない可笑しさ。
落語の後は、モノマネ漫才のコーナー。
佐ん吉さんと吉の丞さんによる、あした順子・ひろし。
上手いなぁ。
続いては、吉弥さんとまん我さん。
スーツ姿のお二人が趣向を説明。
枝雀さんとざこばさんが演じた小佐田定雄先生作の漫才を、吉弥さんが枝雀さん、まん我さんがざこばさんでモノマネするという。
一旦、それぞれ上手と下手にひっこんでから再登場。
ビデオ収録していたが、DVDでリリースされるのは落語だけだろうか?
漫才もおまけとしてお願いしたいところ。
開演前、繁昌亭の前でNさんとお話していた頃、早々さんこと青木崇高さんがいらした。
会場のどこかでご覧になっていたのだろうなぁ。