『きふね寄席』
『第31回 きふね寄席』に行く。
本日は雨のためか、お客さんは少なめ。
まずは三喬さん。この後お仕事があるので早い出番にて。
演目は「家見舞い」。
上方の「祝いの壺」に相当する噺だが、東京風の展開。
たまさんは「蛸芝居」。
タコち旦那の立ち回りの熱演の為、毛氈が外れ落ちる事態に。
喬介さん、たまさん、坊枝さんらで修繕。
まくらでは、ショート落語。
「銃撃戦」「健康飲料」「ドリアン」を続けて披露。
受けていた。
三越劇場の雪辱戦的な趣向。その経緯も説明。
電車でのエピソードも結構な笑いがおきる。
坊枝さんは「火焔太鼓」。
噺のなかに「壺」という言葉が出ただけで笑いに。
三喬さんの噺の余韻。
喬若さんが結婚されたので、同期のたまさんがお祝いを楽屋で渡していたとまくらで話された。
他の噺家のいないところで渡せ、とのギャグ。
仲入りの後は瓶太さん。
演目は「馬の田楽」。
尼崎や出屋敷の地名を織り込む。
噺の舞台は堺筋なのでちょっと齟齬があるような...。
千朝さんは「一文笛」。
会場が噺に引き込まれていた。
こういう噺も上手い。
- 笑福亭三喬 「家見舞い」
- 笑福亭たま 「蛸芝居」
- 桂坊枝 「火焔太鼓」
- 笑福亭瓶太 「馬の田楽」
- 桂千朝 「一文笛」