『日本一亭南陵会』
『第43回 日本一亭南陵会』に行く。
本日は、普段より多目のお客さん。
講談は初めての方も多いようだ。
最初に南半球さんの前説。
空板役の南洛さんの「宇治川の一番渡り」。
本日は7時の開演時間から。
空板役なので、プログラムには掲載されていない。
南陽さんは「太閤と曽呂利」。
落語版とは違う感じ。
南半球さんはガンダムの講談。
『機動戦士ガンダム』のテレビシリーズの第4話・第5話あたり(ほぼ5話がメイン)。
シャアザクの描写の後、見台からシャザクのプラモを取り出す。
南洛さんと南陽さんの講談の間も、見台の裏に潜んでいたのねシャアザク。
出現したシャアザクが見台の前に置かれて、ガンダムの講談は読み進まれた。
戦闘場面では一人で何役もこなす一人芝居をされた南半球さんであった。
今後も上方亭で「がんだむ講談」をされる予定。
しかも劇中の主立った日付に因んだ日に開催するそうで、会場は予約済みだとの事。
太平洋さんは「敦盛最期」。
まくらではダイエットの話。
弓を引く動作をした際、ぴりぴりっとやってしまったそうだ。
それも二度。
それから一念発起。
入浴でダイエット。
湯に浸かっている間、講談の稽古も出来て一石二鳥なそうな。
南陵さんは「黒雲お辰」。
人情的な白波もの。