『繁昌亭大賞 受賞記念発表会』

『第二回 繁昌亭大賞 受賞記念発表会』

 
『第二回 繁昌亭大賞 受賞記念発表会』に行く。
 
二回目の繁昌亭大賞記念の会。
約半年ぶりの開催。
 
最初は三四郎さん。
演目は「時うどん」。
うどんの鉢をひっくり返すシチュエーションと、その再現が楽しい。
その事毎のうどん屋の反応の様子が可笑しい。
 
輝き賞受賞のたまさん。
演目は「禁酒関所」。
最初にお酒に関した小咄で会場の反応をみる。
お客さんの手応えをみてから、ショート落語を幾つか披露。
「禁酒関所」がお酒にまつわる噺なので、本来はお酒の小咄から続けるのが流れとしては良いのだけれど、今回はこの構成にしてみたとの事。
今度は「創作賞」をねらっているそうだ。
 
お次は爆笑賞の鶴笑さん。
始めに紙切りを演じる。
鶴笑さんならではの、コミカルな演出。
続いてパペット落語の「立体西遊記」を。
 
仲入りの後、表彰式。
司会役は三四郎さん。
冒頭、上方落語協会の会長である三枝さんからのご挨拶。
たまさん、遊方さん、鶴笑さんの順に表彰。
遊方さんがなんとなくハイな気配。
その様子に、三枝会長による表彰の文句は極端にカット。
遊方さんが出ようとした時に、三味線の弦が切れたそうだ。
出番がまだ控えているのに、そんな風にゲンが悪かったので、遊方さんは逆に笑えてしまっていたようだ。
奨励賞の吉弥さんは、『堺一条じょいふる亭』の出番があったので出席できず。
代理で、米朝事務所の阿部マネージャーが舞台に。
繁昌亭大賞の染二さん。
この時点で繁昌亭に到着していない為、こちらは奥さんが受賞の代役を務められた。
 
一旦幕を閉じてから、遊方さんの出番。
創作賞受賞の遊方さんの演目は「絶叫ドライブ 〜彼女を乗せて〜」。
遊方さんが舞台に赴いた節も、染二さんは未着。
なんなら、新作のあとに染二さんの分の古典もやりましょか?とのギャグも。
 
無事に到着されたようで、染二さんが舞台に。
演目は「天神山」。
染二さんらしい減り張りの効いた演技。
 

  • 桂三四郎                  「時うどん」
  • 笑福亭たま                 「禁酒関所」
  • 笑福亭鶴笑                 パペット落語「立体西遊記
  • 三枝 たま 遊方 鶴笑 三四郎 他    表彰式
  • 月亭遊方                  「絶叫ドライブ 〜彼女を乗せて〜」
  • 林家染二                  「天神山」