『銀瓶・由瓶 兄弟会』

繁昌亭

 
『第二回 銀瓶・由瓶 兄弟会』に行く。
 
『銀瓶・由瓶 兄弟会』にお邪魔する。
一日に泉ヶ丘に『パンジョ寄席』のチケットを買いに行ったが売り切れだったので、この会に来ることにしたというのはナイショだ。
 
会場の少し前に繁昌亭のあたりに寄ると、テレビのカメラクルーらしき方々が繁昌亭の建物を撮影していた。
開場後に繁昌亭に入ると、一階後方にカメラが設えられていた。
 
最初は佐ん吉さん。
演目は「たぬ賽」。
主人公の男が持ち込んだ、サイコロを試す件。
入念に振ったり、お手玉したり。
仔狸が無事だろうか、こっちまでハラハラしたりして。
 
銀瓶さんの一席目は「天災」。
心學の先生もなかなか良いキャラクター。
本日は、NHKの取材が来ているそう。
それも銀瓶さんだけが取材対象。
なんでも、女性客を集める落語家として番組で取り上げられるそう。
25日あたりに放送されるようで。
何かで予定が変わるかもしれないので、気をつけて放送予定をチェックしておかねば。
 
由瓶さんの一席目は「宿屋仇」。
銀瓶さんの出番が終わると、カメラが一旦休憩。
扱いの差がはっきりしすぎなのが、不満の種のようだ。
 
仲入りの後、銀瓶さんと由瓶さんの対談。
舞台の上手側に白の座布団、下手側に紅の座布団が置かれていた。
上手から銀瓶さん、下手から由瓶さんが登場。
お二人のトーク
話題は自然とNHKの取材の話に。
前日に銀瓶さんから由瓶さんに電話があったそう。
残されたメッセージには、こんな取材が入ることになったとの報告と、銀瓶さんのみが取材対象であることの断りであった。
松竹芸能のマネージャーからも同様の連絡が由瓶さんの電話にあったそう。
駄目押し的に。
他には、今の上方落語の牽引役は、なんと言っても桂吉弥さんである。
我々はそれを後押しする役に徹するようにしようとの話も。
退場は二人揃って上手側に。
 
由瓶さんの二席目は「がまの油」。
二席目も侍の出てくる噺。
香具師の口上場面では、会場から拍手も。
 
銀瓶さんの二席目は「不動坊」。
紅羅坊のお後は不動坊。
あえて冬場の噺を。
 

  • 桂佐ん吉     「たぬ賽」
  • 笑福亭銀瓶   「天災」
  • 笑福亭由瓶   「宿屋仇」
  • 銀瓶 由瓶    対談
  • 笑福亭由瓶   「がまの油」
  • 笑福亭銀瓶   「不動坊」