『めいぷるごにんばやしの会』

メイプルホール

 
『第35回 めいぷるごにんばやしの会』に行く。
 
大ホールに会場を移して、順調に入場者数を増やしている。
 
最初は都んぼさん。
演目は「動物園」。
妙にハイテンションな男の様子が可笑しい。
 
吉弥さんは「軽業」。
足下のクローズアップの場面で、会場から拍手が起きる。
何故?
 
ひろばさんは「遊山船」。
橋の上の喜六・清八の部分まで。
まくらでのお話。
吉弥さんが演じた「軽業」のハメモノで、ひろばさんの演奏に、紅雀さんが頻りに「間違えてる、間違えてる」と言ったそう。
ひろばさんがお客さんに「間違えてなかったですよね」と話している最中、楽屋から吉弥さんが舞台に。
「間違えてなかったが、間が悪かった」と吉弥さんの弁であった。
 
中入りの後、紅雀さん。
演目は「八五郎坊主」。
甚兵衛さんに「つまらん奴は坊主になれ」の、「つまらん奴」とはどんなヤツか尋ねに行った八五郎が、お前が「つまらん奴」だと言われてしまう展開。
 
まん我さんは「借家怪談」。
三喬さんの演じる「借家怪談」とは違う型。
なんでも、まん我さんは最近五日ばかり寝不足が続いているという。
まん我さんの住む長屋のどこかの隙間で、猫が仔を踏んだ、基、猫が仔を産んだ様子。
何か物音がする度に、仔猫が鳴き始めるのだそうだ。
 
会が終わって、ロビーでは吉弥さんにサインを求めるお客さんと写真撮影をされる方で人だかりが。
 

  • 桂都んぼ        「動物園」
  • 桂吉弥          「軽業」
  • 桂ひろば        「遊山船」
  • 桂紅雀          八五郎坊主」
  • 桂まん我        「借家怪談」