『出没!ラクゴリラ』

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『第76回 出没!ラクゴリラ』に行く。
 
前座役はさん都さん。
東京の大学の落研出身のさん都さん。
その経験から、口調が東京の噺家風であったのを、師匠や先輩から色々と指摘を受けた事をまくらに。
 
花丸さんは「蔵丁稚」。
定吉の、石堂馬之丞と薬師寺次郎佐衛門への評価が可愛らしくも可笑しい。
 
こごろうさんは「崇徳院」。
床屋での、熊五郎と大工の親方のからみの捻りが楽しい。
 
生喬さんは「おごろもち盗人」。
小浜市の泊地区で開かれた「ちりとて寄席」での話をまくらに。
その泊の観光マップに記載されていた、泊の方言が、古い大阪弁と同じものがいくつもあったという。
「ひだるい」という言葉も紹介された。
落語では「常太夫義太夫」や「外法頭」で聴く。
昨日関西テレビで放送された『ゲゲゲの鬼太郎』に、「ヒダル神」が出てたっけ。
 
つく枝さんは「悋気の独楽」。
ダイエットの効果で痩せたつく枝さん。
○○を食べたい、という欲求も最近減ったそう。
師匠と師匠の奥さんの板挟みとなった事があるつく枝さん、「悋気の独楽」の旦那と御寮人さんの板挟みになる丁稚の定吉の境遇に自身を重ね合わせる。
  

  • 桂さん都        「二人癖」
  • 林家花丸        「蔵丁稚」
  • 桂こごろう       崇徳院
  • 笑福亭生喬      「おごろもち盗人」
  • 桂つく枝         悋気の独楽