『出没!ラクゴリラ』

『出没!ラクゴリラ』

 
『第80回 出没!ラクゴリラ 〜第80回&五代目文三襲名記念会〜』に行く。
 
大盛況。
二度ほど膝送りするくらいに。
 
最初に口上。
舞台下手より、花丸さん・文三さん・こごろうさん・生喬さんが並ぶ。
花丸さん、生喬さん、こごろうさんの順に口上。
仲間内ということもあってか、堅苦しさのない楽しい口上であった。
その間、文三さんは頭をさげたまま。
 
落語、一席目は生喬さん。
演目は「つる」。
まくらで、文三襲名に関するお話。
生喬さんの師匠である松喬さんは、昨年の彦八まつりの実行委員長であった。
その彦八まつりの会議の場で、米團治さんら襲名される噺家さんを集めた落語会をする企画が出た。
特集企画ならもう一人くらいいないかと、松喬さんが各一門に尋ねたそう。
他の一門には無かったのだが、あやめさんに聴いたところ、つく枝さんに文三を襲名させようか、という話がないでもない、という答え。
それなら、やってしまえと、なったのだそう。
なんとなくという話が、本人らがいない場所で決まったという珍しい場面に居合わせたと生喬さんのお話。
 
こごろうさんは「野崎詣り」。
喜六の、頼りなさとちゃっかりした性格の共存が楽しい。
 
仲入りの後、花丸さん。
演目は「ろくろ首」。
猫でさらに畳みかけたり、後ろの松の絵も取り込んだりの演出に、笑いをとるのに積極的な花丸さんの姿勢を感じられた。
 
文三さんは「高津の富」。
田舎の旦那さん、富に当たっての興奮のあまりなのか、えずくという演出。
重ねが可笑しい。
 
最後に抽選会。
生喬さん提供の、繁昌亭カレンダー・彦八くんストラップ・そば落のお猪口・そば落のタオル・スリッパの書かれたラクゴリラメンバーの寄せ書き・姫色紙・茶道の扇子。
それと、つく枝さんの名ビラ。これはラクゴリラでずっと使われていた物。
花丸さんからは、キティの団扇・花丸さんの手ぬぐいが数点。
こごろうさんは、こごろうさんオリジナルのハンカチとTシャツが色違いで複数点。
文三さんからは、ハンカチ・サイン色紙・襲名グッズの手ぬぐいと扇子。
ラクゴリラのタオルハンカチもプレゼントされた。
 

  • 花丸 文三 こごろう 生喬     記念口上
  • 笑福亭生喬             「つる」
  • 桂こごろう              「野崎詣り」
  • 林家花丸               「ろくろ首」
  • 桂文三                「高津の富」
  • 花丸 文三 こごろう 生喬     わいわい抽選会