『ナイトヘッド・スペシャル』
『ナイトヘッド・スペシャル』に行く。
最初は三四郎さん。
演目は「普請ほめ」。
普請を誉め続ける男のマイペースさが楽しい。
たまさんの一席目。
演目は「つぼ算」。
新たな工夫と再構築。
ギャグが追加されたり、パーツは同じでも組み上げる順番が違うことで新たな笑いに昇華したり。
まくらでは、都さんの旦那さんのエピソードを。
ゲストは都さん。
たまさんがされた、都さんの旦那さんのお話を「裏都噺」と呼称。
たっぷりと都噺。
気分のままに、あちこちに話が飛び交う。
噺は「子は鎹」。
以前より良くなっている。
たまさんの二席目。
一旦舞台に登場したたまさんであったが、急遽トイレ休憩の時間を設けるとの発言。
たまさんの出囃子である「長崎さわぎ」を歌入りでしばし演奏することに。
何人ものお客さんがトイレに向かったようだ。
しばらくして、都さんが舞台に。
滑稽な踊りを踊られた。
そして、たまさんが再び舞台に。
演目は「高津の富」。
宿屋に泊まる旦那の設定や人物像が変えられている。
ほら吹きではなく真っ当な泊まり客で、財布を落としていたことに気づくのだが。
二番クジが当たる"筈"の男にも追加場面があった。
仲入りの後、三席目。
新作。
先に連続ショート落語。
枝三郎さんのされている「ウクレレサンド」にインスパイアされた小咄も。
新作は刑事物。
遺留品から情報を読み取る超能力者に協力をあおぐ展開。
都さんが踊りながら、たまさんの後ろ、舞台を横切る場面も。
- 桂三四郎 「普請ほめ」
- 笑福亭たま 「つぼ算」
- 露の都 「子は鎹」
- 笑福亭たま 「高津の富」
- 笑福亭たま 「Psychometry(仮題)」