『雷ONハート』

『雷ONハート』

 
『第12回 雷ONハート』に行く。
 
上方亭へ。
思うところがあって、こそこそとエレベータで四階へ向かう。
 
一年ぶりに開催の『雷ONハート』。
前回は行けなかったので、私としては一年四ヶ月ぶりの『雷ONハート』。
最近特に上方亭の競争率が高いそうだ。
会場の使用に関しての受け付け開始その日に殆どの日が埋まってしまうそうだ。
そのため、獅篭さん達も会場が確保できず、これほど間隔が空いてしまったそうだ。
本日のお客さんは、十数名。
 
獅篭さんの一席目。
演目は「初恋」。
元は三枝さん作の創作落語
三枝バージョンとはオチが違うか。
 
幸福さんの一席目。
演目は「かつぎや」。
七福神」とも題される噺。
前半は「正月丁稚」と同工。
"渋谷藤兵衛"は、(「正月丁稚」に登場する)主人の名前ではなく、年始に挨拶に来たお客さんの一人の名前として登場。
"しぶと"と略され、ゲンが悪いのは「けんげしゃ茶屋」と同じ。
 
仲入りは挟んで、幸福さんの二席目。
演目は「真田小僧」。
お色気を匂わせる場面では、会場に子供さんがいらっしゃったので、やりにくい様子であった。
 
獅篭さんの二席目は「ちりとてちん」。
先の、「初恋」と「ちりとてちん」は、三若さんに教わったそう。
楽屋には、その三若さんも来られていたとか。