『お初天神こごろうの会』

『お初天神こごろうの会』

 
『お初天神こごろうの会』に行く。
 
3月8日の『三人の弥の会』のチケットを購入するために繁昌亭に寄る。
大阪天満宮の中にも蛭子遷殿があり、えべっさんにお参りされる方がおられた。
 
梅田に向かう途中、堀川戎神社の近くを通った。
こちらも賑わっている。
 
露の天神社へ。
 
かなりのお客さんがつめかける。
開演時間が迫っても、こごろうさんが椅子を追加されていたほど。
 
最初は吉の丞さん。
演目は「千早ふる」。
事始めのお話をまくらで。
米朝師匠宅で弟子修行した最後の若手ということで、吉の丞さんが事始めの幹事的な役がまわってくるとか。
米朝一門の事始めでは、人数が多く世話が大変なので、枝雀一門・ざこば一門・吉朝一門の中でそれぞれ担当者をきめているという。
各一門の担当者がその一門内で出欠を問い合わせ、吉の丞さんがそれをとりまとめたそう。
去年12月の枝雀一門担当者は雀喜さん、ざこば一門がそうばさんであった。
このお二人はしっかりされていて良かったのだが、その前の年の紅○さんとひ○ばさんが難儀であったそうな。
 
こごろうさんの一席目は「煮売屋」。
三つ目に習ったネタだそう。
師匠の南光さんにこのネタを教わったときのお話をされた。
お忙しい南光さんであるので、稽古をつけてくださるタイミングが何時も急に決まったという。
 
ゲストはたまさん。
まくらでは、自律神経失調症ではないかと心療内科で診察してもらったときのお話と、カラオケに行ったときのお話。
どちらも、遊方さんのアドバイスがあったようで。
 
こごろうさんの二席目は「植木屋娘」。
植木屋の幸右衛門の奮闘ぶりが楽しい。
 

  • 桂吉の丞            「千早ふる」
  • 桂こごろう           「煮売屋」
  • 笑福亭たま          「伝説の組長」
  • 桂こごろう           「植木屋娘」