『柳家三三・桂吉弥 ふたり会』

『柳家三三・桂吉弥 ふたり会』

 
柳家三三桂吉弥 ふたり会』に行く。
 
天満天神繁昌亭での、三三さんと吉弥さんの二人会。
一日目。
 
最初は弥太郎さん。
演目は「子ほめ」。
一生懸命さを感じる。
 
三三さんの一席目。
演目は「つぼ算」。
兄貴分と瀬戸物屋の交渉中、瀬戸物屋の小倅がからんでくる。
三人兄弟で飴を分けるのに、兄が半分、弟が四分の一、末の子は六分の一、とそれぞれ振り分けるようにと親から言いつかる。
飴の数が十一個で、子供はどうすればいいのかわからない。
そこへ兄貴分が助け船。
手持ちの飴を与えると、飴は十二個に。
兄が半分の六個、弟の分は三個、末の子の取り分は二個。そして余った一個が兄貴分に戻ってくる。
その手際に、瀬戸物屋が驚嘆するという演出。
 
吉弥さんの一席目は「仔猫」。
番頭さんの様子が良い。
まくらでは、弟子持ちの状況にまだなれていないと。
 
仲入りを挟んで吉弥さんの二席目。
演目は「ふぐ鍋」。
旦那さんと大橋さんの遣り取りが楽しい。
 
三三さんの二席目。
演目は「万両婿」。
途中、こんなところで終わらせるかと思わせる演出。
 

  • 桂弥太郎            「子ほめ」
  • 柳家三三            「つぼ算」
  • 桂吉弥              「仔猫」
  • 桂吉弥              「ふぐ鍋」
  • 柳家三三            「万両婿」