『染弥のキメてやる今夜！ 2day's』
『染弥のキメてやる今夜！ 2day's』に行く。
福島の八聖亭へ。
八聖亭での落語会は初めてだけれども、この間、下見はしておいたので駅から一寸上の空気味にて足を運ぶ。
かなりの盛況。
椅子を足すほど。
雀太さんや三四郎さんらがお手伝いに来られているようだ。
最初に染弥さんのご挨拶。
『よしもと上方落語をよろしく!!-青春さくら組-』のDVDを一枚、染弥さんからプレゼント。
染弥さんのサインが書かれているのだけれど、開封したら捨ててしまう外装のフィルムに記してあるので、そこは失敗したかなと本人談。
プレゼントされたのは、本日3月2日からもっとも誕生日の近いお客さん。
染吉さんは「兵庫船」。
なかなかに丁寧な一席。
染弥さんの一席目。
演目は「癪の合薬」。
ハメモノについて簡単に解説。
先の、「兵庫船」にあるような船頭さんの様子をハメモノの有るときと無いときの違いを実演してみせた。
続いて、遊方さんと染弥さんの二人でトーク。
月亭八方さんに関する話題が中心。
八方さんが八聖亭を作られた経緯などを面白可笑しく。
八方一門についてのあれやこれやも。
中入りの後、遊方さん。
中入りの間に用を足していたお客さんが、構造上、舞台の前を横切って席に帰られた。
遊方さんが舞台の上から軽くいじる。
名ビラが"中入り"のままだったのを他のお客さんが"月亭遊方"に変えた。
遊方さんは、そのお客さんがお手洗いに行く振りかと推察したのだけれど、親切心からの行為と認識し舞台上からお礼を述べる。
なにがあったんかいなと、楽屋の方から着替え途中の染弥さんが出てきて、遊方さんが経緯を説明。
会場はよい雰囲気に包まれる。
遊方さんの演目は「酔っぱらい交番所」。
アクションの楽しい一席。
染弥さんの二席目は「猿後家」。
奈良名所の言い立てが心地よい。
