『染弥のキメてやる今夜! 2day's』

八聖亭

 
『染弥のキメてやる今夜! 2day's』に行く。
 
本日も八聖亭へ。
 
まずは染弥さんのご挨拶。
昨日は着物での登場であったが、今日は私服で。
文三さんとの楽屋でのお話しが弾んでいたためだとの事。
染弥さんは、文三さんの事を"尊敬する奴隷"と表現。
 
本日もDVDのプレゼントあり。
次第は一緒なので、「昨日と一緒や」と「時うどん」の台詞で昨日も来ていたお客さん向けのギャグ。
本日は、繁昌亭で開催の『円笑・米左 二人会』のチケットもプレゼントされた。
 
染吉さんは「時うどん」。
喜六だけでの場面が楽しい。
 
染弥さんの一席目。
演目は「おごろもち盗人」。
ハメモノの入る筈の箇所で、銅鑼が鳴らなかった。
てっきりあるものだと思っていた染弥さん、ぎょうさん手伝いに来てくれているのにぃ、と高座で淡くこぼす。
噺の途中、膝隠しがヤマ台から落ちかけるも染弥さんは食い止める。
 
ここで対談のコーナー。
舞台に三枚の座布団が用意された。
予定に無かった、八方さんの登場。
八方さんを中央に、文三さんと染弥さんがその左右に陣取る。
八聖亭の席亭としての八方さんのお話や、八方さんの現在の落語に関する姿勢のお話などを。
"落語会に八聖亭を使ってくれてありがとう"であるとか、"あれで壊れていたら膝隠し弁償やで"とか、運営者的な発言も。
八方さんのお話によれば、NGKでの文三さんの襲名公演の様子が、ヨシモトに落語へ目を向かせた要因であるという。
途中、八方さんが退場されて、文三さんと染弥さんによる「腹の探り合い話」へ。
染弥さんの年季は、その間に弟弟子が入門したりした関係もあって二年でめでたく終了。
対して、文三さんは六年であったという。
まだ文三さんが師匠に付いていた間に、年季を終えた染弥さんの高座を観たことがあるとか。
そんなこんなで、染弥さんの距離感が微妙な感じになっているとかいないとか。
 
中入りの後、文三さんの高座。
演目は「四人ぐせ」。
くせの表現が大げさ目に強調されている。
まくらでは、とある落語会で「時うどん」をかけたときのエピソードを。
 
染弥さんの二席目は「立ち切れ線香」。
心を揺さぶられる一席。
お茶屋の女将さんの解釈に一工夫。
 

  • 林家染弥        ご挨拶
  • 林家染吉        「時うどん」
  • 林家染弥        「おごろもち盗人」
  • 八方 文三 染弥    対談「腹の探り合い話」
  • 桂文三          「四人ぐせ」
  • 林家染弥        「立ち切れ線香」