『たまのさよならフレンドリー寄席 〜最終回〜』

『たまのさよならフレンドリー寄席 〜

 
『たまのさよならフレンドリー寄席 〜最終回〜』に行く。
 
ワッハホールへ。
 
最初に私服姿のたまさんが登場。
初っ端から抽選会に。
たまさんが作られたTシャツと『よしもと上方落語をよろしく!!』のDVDをプレゼント。
このDVD、見本盤なのだが、たまさんの出囃子が色物さんのそれになっているとか。
実際の製品盤では、本来の「長崎さわぎ」に差し替えられている。
 
生寿さんは「うなぎ屋」。
「お二階へ」の繰り返しが楽しい。
 
たまさんの一席目。
新作落語の「陰陽師」。
奇怪な連続変死事件に協力する、陰陽師のお噺。
 
生喬さんは「へっつい幽霊」。
登場人物の表情が楽しい。
アノ会に対抗して開催される『生喬のガチンコ一番!』についてのお話も。
 
たまさんの二席目は「高津の富」。
宿屋のお客さんの、事物設定が仕替えられている。
ほら吹きではなく、基本的に気前の良いお客さんになっている。
 
中入りの後、三席目。
連続ショート落語の新作も披露。
演目は「景清」。
こちらの噺も大胆にアレンジされている。
定次郎の職業が仏師に変更。
目が見えるようになってからの展開は、「瘤弁慶」と同工の大立ち回りなどでなく、しんみりとさせる人情噺の範疇に。
観音様も直接には顕現しない。
さらに進化しそうなネタだ。
 

  • 笑福亭たま       ご挨拶 
  • 笑福亭生寿       「うなぎ屋」
  • 笑福亭たま       陰陽師
  • 笑福亭生喬       「へっつい幽霊」
  • 笑福亭たま       「高津の富」
  • 笑福亭たま       「景清」

 
6月27日の『たまの脱構築落語会』のチケットも会場で販売された。
ゲストは柳家三三さん。
(画像は、パンフレットより)