『落語中毒SHOW 〜しなやかな銃弾のバラード〜』

輪茶輪茶庵

 
『落語中毒SHOW 〜しなやかな銃弾のバラード〜 第七弾』に行く。
 
繁昌亭へ。
『落語中毒SHOW』も今回で七回目。
大体、開演の一時間前に開場となる。
 
まずは、由瓶さんから。
通常、どなたか前座さんが加わるのだけれど、今回は兼好さんが出られるので由瓶さんが一番手に。
演目は「阿弥陀池」。
こごろうさんの型ではあるが、今日は"デコに小判"や"馬の耳に餞別"は題名だけ。
兼好さんを"キチッとしたゲスト"と紹介。
今日の楽屋入りは他の方より遅めであった由瓶さん。
結婚式の司会の仕事を先に済ませてきたとか。
 
都んぼさんの一席目は「真田小僧」。
先ほどの由瓶さんのまくらの話の続きを。
この会の前座さんは、会を手伝いに来た若手に対してお礼の様な形で仕事をふるというのが通例になっているそう。
まん我さんがお手伝いに来られていたので、都んぼさん・由瓶さん・まん我さんを交えての打ち上げの席で、まん我さんに出演を依頼したという。
都んぼさんの心づもりでは、この会の前座の役割をお願いするには、まん我さんの年季と釣り合わないので自分たちそれぞれの落語会にゲストとして出演してもらうようにしようとしたのだそう。
話の途中で、由瓶さんが、『落語中毒SHOW』にゲストとして出てくれるようまん我さんに申し入れてしまったとか。
本人のまん我さんの目の前でもあるし取り消すわけにも行かず、まん我さんが『落語中毒SHOW』に"ゲスト"として出る運びになってしまった。
『落語中毒SHOW』の当日、まん我さんは「一文笛」をかけるつもりだと言うと、由瓶さんは、そのネタはあかんやろ"前座"やのに、と言ったとか言わなかったとか。
失礼な扱いやったと、都んぼさんによる主張。
 
兼好さんは由瓶さんのお宅に泊まったそう。
由瓶さんは結婚式の営業に行ってから繁昌亭に向かうので、兼好さんにチラシなどの荷物を持って行かせたとか。
"キチッとしたゲスト"に。
 
兼好さんは「締め込み」。
上方の「盗人の仲裁」。
都んぼさんのまくらを聞いて、自分の扱いがゲストとしては良くなかったと改めて気づいたと、兼好さん。
荷物運びも、後輩ならそういうことを仰せ付かっても当然と思っていたそうな。
高座が終わったら、見台と膝隠しを出しといてな、と由瓶さんに命じられた兼好さん。
待遇がやはり"キチッとしたゲスト"ではないようで…。
 
由瓶さんの二席目は「寝床」。
最初の、店子連中の言い訳は短めで。
 
都んぼさんの二席目は「景清」。
ちょっと昨日のたまさんの「景清」と聞き比べたりして。