『お笑いまん我道場 〜大阪編〜』

『第27回 お笑いまん我道場 〜大阪編〜

 
『第27回 お笑いまん我道場 〜大阪編〜』に行く。
 
上方亭へ。
 
最初は福丸さん。
演目は「天災」。
紅羅坊名丸先生と八五郎の遣り取りが楽しい。
まくらでは、"落語界の○○"というキャッチフレーズについて。
自分もそういうのがあれば・・・というお話から。
 
まん我さんの一席目。
登場しての第一声、"落語界の中村勘太郎です"と。
土曜日に東京で開催された落語会に出演したお話も。
普段は完売になるほどの人気なのだが、サッカーの試合と重なったので、七〜八割りの入りだったそう。
お越しになったのは、サッカーよりも落語、という方々なので妙に盛り上がったのだとか。
演目は「一文笛」。
秀の威勢の良さが印象的。
 
ゲストは歌之助さん。
まん我さんは勘太郎に似ているくせに物事をズバッと言うと、歌之助さん。
歌之助さんの師匠である先代の歌之助さんが無くなった際、上梓された遺稿集『桂歌之助 飲む前は律儀と遠慮の人なのに』が急な出版であったため、誤字・脱字が多かった。
その誤字・脱字の多かったことを、「そりゃ、あかんわ」とずばり言ったそう。
懐から本日の『お笑いまん我道場』のパンフレットを取り出した歌之助さん。
パンフレットの出来を、「こりゃ、あかんわ」と評す。
演目は「蔵丁稚」。
丁稚の定吉のくるくる変わる表情や仕草が楽しい。
 
まん我さんの二席目。
先の歌之助さんがパンフレットを腐した件について、「誤字・脱字がなければあれでいいんです」と笑いで返す。
演目は「始末の極意」。
長目に演じる。
 

  • 桂福丸       「天災」
  • 桂まん我      「一文笛」
  • 桂歌之助      「蔵丁稚」
  • 桂まん我      「始末の極意」