『笑福亭たまの脱構築落語会』

『笑福亭たまの脱構築落語会』チケット

 
『笑福亭たまの脱構築落語会』にいく。
 
ワッハホールへ。
 
たまさんのお客さんの他に、三三さんお目当ての方も多く、結構な入り。
 
前座はさん都さん。
都丸一門の名前が変わる話題をまくらで。
演目は「代脈」。
"若"先生の妙ちくりんな行動が楽しい。
 
たまさんの一席目。
何度も出囃子が繰り返される。
たまさんはなかなか出てこない。
ようやくたまさんが登場。
『すべらない話』を見たというたまさん。
番組タイトルが、これから面白い話をしますと言うのと同様に、ハードルをあげるものだなぁと。
たまさんが凄いというネタをしてもらおうと、さん都さんを呼び込む。
たまさんが傍らに座り、さん都さんのお喋り。
この世界に入ってすぐのこと、挨拶である「おはようございます」がなかなか言えなかったというネタ。
 
たまさんの一席目は「彼と彼女と教頭先生」。
新作の噺。
高校の先生と女生徒の恋愛、それに関わってくる教頭先生のお噺。
 
たまさんは一旦引っ込んで、その間「長崎さわぎ」が流れる。
 
二席目は「船弁慶」。
以前の演出とは変えてある。
 
仲入りの後、三三さん。
お客さんがかぶっているといけないので、『柳家三三桂吉弥ふたり会』とは違うネタをとたまさんからリクエストがあったそう。
演目は「釜泥」。
石川五右衛門の供養のためと称して釜を盗みまくる泥棒たちの噺。
まくらは、NHKのアニメ『パンツぱんくろう』でせんたこはっちゃんの声を担当された三三さんが、そのオーディションでのエピソードを話された。
 
トリのたまさん。
本日は、これまでの発表にあった「軒づけ」はやらずに新作をかけるつもりだったそうだが、5分ぶんしか出来なかったので、その新作と「軒づけ」をすることに。
新作は、外科医と患者、その患者と不倫関係にある外科医の妻の三人を中心に話が進む。
軽くオチがついて終了。
この後、外科医に追い回されたゴキブリが復讐する展開を考えているのだとか。
 
「軒づけ」は、福笑さんの「軒づけ」は面白いのだけれど、自分がやるとそんなに面白くないと感じたたまさん。
自分で演出を変えて、たま流の「軒づけ」に。
 

  • 桂さん都       「代脈」
  • 笑福亭たま     「僕と彼女と教頭先生」
  • 笑福亭たま     船弁慶
  • 柳家三三      「釜泥」
  • 笑福亭たま     「」
  • 笑福亭たま     「軒づけ」